Perl:ステップ実行でデバッグしよう

ステップ実行とは

ステップ実行とは、プログラムを1行ずつ実行していくことです。
ステップ実行することで、難しい処理の解析がとても簡単に出来るようになります。
また途中で変数の中身などを確認や変更することも出来るためぜひ使ってみてください

Perlでステップ実行する方法

【通常の実行時】
  perl [実行ファイル名]

【ステップ実行時】
  「-d」を付けて実行します
   perl -d [実行ファイル名]

これだけでステップ実行出来ます。

実行すると以下のような表示がされます。
~~
Enter h or 'h h' for help, or 'perldoc perldebug' for more help.
~~
※h hを打つことでhelpが参照出来ますので、わからなくなったら参照してください。

Perlステップ実行中で使える主なコマンド

コマンド説明
hサマリヘルプメッセージを表示します。
h h詳細なヘルプ全体を表示します。
h [command]指定されたコマンドの説明を表示します。
sシングルステップ実行します。[サブルーチンにも入ります]
nシングルステップ実行します。[サブルーチンには入りません]
[Enter]最後に入力したs,nを繰り返します。
これを使って、実行しましょう。
r現在のサブルーチンから戻るまで実行します。
v [行数]行数指定無しで、現在の実行付近を表示します。
行数指定有りで、指定行数付近を表示します。
c [行数]指定行数を実行します。
p [変数名]変数の中身を表示します。
例) p $data
x \%[変数名]ハッシュ変数の中身を表示します。
例) p \%data
qデバッガを終了します。
exitを2回打っても終了出来ます。